不妊症・不育症

2025 1/08

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当院の取り組みはメディアでも注目されています。また、同業の方への指導も積極的に実施。

妊活をしているが、なかなか子宝に恵まれない
不妊治療を続けているが、精神的に負担が大きい
周囲で妊娠・出産の話があっても素直に喜べない
妊娠しても流産・死産を繰り返してしまう

不妊症とは？

不妊症とは「生殖年令の男女が妊娠を希望し、ある期間避妊事すること無く性交渉をおこなっているのにもかかわらず、妊娠の成立を見ない場合を不妊といい、妊娠を希望し医学的治療を必要とする場合」（日本産科婦人科学会、産科婦人科用語集より）と定義されています。

不妊の頻度は、およそ13〜17%であるが、女性年齢の進行とともに不妊の割合も増加します。年令別の不妊の頻度は20代前半では5%以下、20代後半でおよそ9％、30代前半では15％、30代後半で30％、40歳以上では60％以上と言われています。

分類は女性に原因がある場合を女性不妊、男性が原因の場合を男性不妊と分類されています。また、器質的に不妊の原因がある場合を器質的不妊、原因不明の場合を機能性不妊とも言います。
不妊の原因別頻度は男性不妊が32.7％、卵管因子20.5％、卵巣因子が20.5%, 子宮因子が17.6％、免疫因子が5.2％、残りは原因不明となっています。

不育症とは？

不育症は単一の診断名ではなく、複数の病態を含みます。定義としては「妊娠はするが2回以上の流産・死産もしくは生後1週間以内に死亡する早期新生児死亡によって児が得られない場合」（厚生労働省）とされております。

流産は「妊娠22週未満の胎児が母体から娩出されること」（日本産科婦人科学会）とされており、妊娠の10~20%で生じる妊娠最大の合併症です。妊娠12週未満が"早期流産"、12週以降22週未満が"後期流産"としており、早期流産が流産の約90%を占めるようです。また、2回以上繰り返した場合を"反復流産"、3回以上繰り返した場合を"習慣流産"とも分類されます。

これらの反復流産、習慣流産に加えて死産・早期新生児死亡を繰り返す場合も含めて"不育症"と定義されております。

あまり知られていない

不妊症・不育症の

『原因』と『対処法』とは？

不妊症の原因

排卵因子に関わること
卵管因子に関わること
子宮因子（着床因子）に関わること
頚管因子に関わること
機能性不妊に関わること
その他

排卵因子（排卵障害）に関わること

排卵障害とは、排卵させるまでの過程に異常がおき、卵が育たない、また、育ってもうまく排卵できないことをいいます。

排卵障害か確認する方法は、基礎体温をみます。排卵前には卵胞刺激ホルモンの影響で体温は下がります。そして黄体化ホルモンが分泌され、排卵を境に体温は上昇し基礎体温は２相になります。しかし、排卵障害がある場合は２相にはなりません。また、生理不順が続く場合も排卵障害を疑われるため、産婦人科に１度受診してみることをお勧めいたします。

基礎体温が２相ではなかった場合、血液検査でホルモンの数値を、超音波検査で卵巣の状態を見て問題点を探ります。主な原因は中枢性（自律神経に関係している視床下部性と、ホルモンの中枢の下垂体性）の排卵障害や卵巣機能低下、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）、黄体機能不全などがあります。その他、黄体化非破裂卵胞（LUF）、高プロラクチン血症も原因のひとつとして考えられます。

自律神経に関係する視床下部や脳下垂体に関しては、生活習慣と大きく関わりますし、身体の歪みとも関係する部分になります。

卵管因子（卵管障害）に関わること

卵管因子は卵管の閉塞や狭窄・癒着により、卵管に卵子が取り込まれにくい状態を指します。

原因としてはクラミジア性卵管炎、子宮内膜症、子宮外妊娠の後遺症、子宮筋腫・卵巣嚢腫・虫垂炎などの開腹手術後の癒着などが挙げられます。

癒着や瘢痕化に関しては、周囲の筋肉や軟部組織などへ介入することでも改善が期待できます。

子宮因子（着床因子）に関わること

卵子が育ち、きちんと排卵して受精した場合、その受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を通って子宮内膜へと着床します。しかし、子宮に何らかの問題がある場合、受精卵が最終的に子宮に着床できず、着床障害と診断されます。

子宮の問題としては以下のものが挙げられます。

①子宮筋腫②子宮腺筋症③子宮内膜ポリープ④子宮奇形⑤黄体機能不全⑥子宮内膜癒着

頚管因子に関わること

頸管因子は頸管粘液不全と抗精子抗体（精子免疫異常）があります。

子宮頸管とは子宮の入り口で、膣と子宮腔をつなぐ部分のことをいいます。通常、膣内は細菌の進入を防ぐために酸性に保たれていますが、排卵期にはアルカリ性で卵白のようなぷるんとした、粘り気のある頸管粘液（おりもの）が分泌され、精子の運動を促し、通りやすくしてくれます。

子宮頸部の手術や子宮頸管の炎症により粘液分泌が不足すると、精子が子宮内へ貫通しにくくなるのです。

抗精子抗体は、女性の体が精子を異物として判断して抗体を作ってしまうことを指します。たとえ運動性のいい精子でも運動を止めてしまうので、通過を妨げてしまいます。厄介なのは子宮頚管の他にも卵管内への分泌があったりや受精時にも精子と卵子が結合するのを妨害するので、着床できにくくなります

機能性不妊に関わること

不妊治療をスタートする際に行なったさまざまな検査で、夫婦ともに問題がなく、タイミング指導から人工授精までの治療を行なってもなかなか妊娠に至らない場合を機能性不妊と定義づけます。簡単に言いかえれば原因不明の状態のことをいいます。この場合、本当に原因がないわけではなく、検査では見つからない原因が潜んでいることもあります。

　機能性不妊は従来、不妊症の10～15％を占めるといわれてきましたが、最近は特定の不妊原因を持たない高年齢の不妊女性が増加してきたことに伴い、その頻度は大幅に増えていることが推定されています。

　機能性不妊の理由として挙げられるのは何らかの原因で精子と卵子が体内で受精していない場合か、精子あるいは卵子そのものの機能（正常な児として成長する力）が低下している、あるいはなくなっている場合です。前述した加齢などがこの原因となると考えられており、その一つの証拠として機能性不妊は夫婦の年齢が上昇すると一般に割合が高くなることが報告されています。この力は年齢とともに低下し、女性の場合おおむね37歳から44歳の間のどこかの時点で消失します。

その他

ここまで女性不妊に関してお話ししましたが、男性不妊もあります。男性不妊には①造精機能障害②性機能障害③精路通過障害があり、不妊症の32.7%を占めるのでパートナーに不妊の原因がある場合もありますので、一緒に話し合いながら進める必要があります。

男性不妊に関しては、ここでは割愛させていただきます。

対処法

排卵因子にできること
卵管因子にできること
子宮因子にできること
頚管因子にできること
機能性不妊にできること

排卵因子にできること

排卵障害にできることとしては

①視床下部や脳下垂体の状態を整える②卵巣の状態を整える　ことです。

①視床下部や脳下垂体は女性ホルモン以外のホルモン分泌とも大きく関連します。特に慢性疲労と関わる副腎と関与し血糖のコントロールなどを行なってくれます。血糖と関わるということは普段の食生活や運動習慣などが関係するということです。まずは、食事に関しては早食いをやめる（よく噛むこと）、空腹の時間を長く作らない（間食をする）、食事前にストレッチや足踏みなど軽く脚の筋肉を動かすことから始めてみましょう。

②これは卵巣へいく血流の状態改善や、卵巣が動きやすい状態にしてあげるということです。卵巣に栄養を与える卵巣動脈や老廃物を流す卵巣静脈はそれぞれ腹大動脈と下大静脈と繋がっています。ということは、お腹の血管の走行を邪魔しているものがあれば、それらを対処してあげることが卵巣の循環改善につながるということです。上は横隔膜を通過するので、横隔膜のまわりすらも関与してきます。また卵巣の位置をずらすと考えられるものとしては子宮周囲の靱帯や骨盤の歪み、直腸の状態などが挙げられます。

卵管因子にできること

卵管因子に関してできることは周囲組織との癒着を剥がすことです。

閉塞・狭窄・癒着というのは、卵管の周りの組織との関係性が大きく影響します。子宮を支える靱帯だったり、子宮の周りにある脂肪、隣接する股関節深部の筋肉など変化を出せる部分はたくさんあります。

ただ、深い部分にあるのでなかなかご自分で行うのは難しいので、股関節の筋肉のストレッチ以外は専門家に行なってもらいましょう。

子宮因子にできること

子宮因子にできることとしては

①子宮の位置異常の改善②慢性炎症の改善③循環動態の改善が挙げられます。

①子宮の位置をずらすのは、大きく考えると子宮を支える靱帯や子宮に関する血管・神経の状態、骨盤の歪みが挙げられます。骨盤の歪みは多くの方が悩む部分ではあるかと思いますが、こういったところからも子宮の位置が変わってしまうので、できるだけ骨格という外枠を整えることが重要になってきます。

②ここは知らない方がほとんどかと思いますが、慢性的な炎症があると、お体の中に飛び火するように炎症が起きやすい状態になるということです。歯周病や喉の痛み、胃の痛み、逆流性食道炎、関節の痛みなどなど全身どこにでも炎症は起きます。子宮因子に限らず、まずはご自分の体をケアして万全の状態になることから始めましょう。

③循環が不十分だと細胞や組織の入れ替わりに影響してきます。子宮の豊かな状態を作るにはまずはいい栄養を送り、ちゃんと老廃物を回収できる血管の状態を作りましょう。

頚管因子にできること

頚管因子にできることは

①慢性炎症②子宮頸管の位置以上の改善③酸化ストレスの軽減が挙げられます。

①これに関しては、前述しました。

②子宮頚管の位置に関しても、子宮や卵管同様に周りの組織との関係性が大きく影響します。

③酸化ストレスとは、活性酸素・フリーラジカルの生成が抗酸化作用を上回った状態のことを指します。フリーラジカルや活性酸素は、呼吸により取り込み余った2~3%の酸素が変化したもので、"からだの酸化"の原因となります。"からだの酸化"は老化を促進させるものとして、近年の研究により明らかになってきました。フリーラジカルや活性酸素を増やす要因として紫外線、食事（添加物・脂質の過剰摂取）、ストレス、タバコ、アルコール、排気ガス、低質な睡眠、過激な運動などが挙げられるため、ご自身の生活を一度見直してみることから始めましょう。

機能性因子にできること

機能性因子にできることは

①骨盤周囲以外の身体の状態を確認②メンタル状態の確認　が挙げられます。

①これまでは卵巣や卵管、子宮、子宮頚管の位置をずらしてる構造に対してお話してきましたが、骨盤を歪めるものは骨盤周囲の問題だけではありません。骨盤が歪むといっても実際にはバランスをとってくれている場合もたくさんあります。歪みが生じる原因として多いのは背骨や股関節、腹部内臓の動きにくさがあります。この辺りの改善を図り。骨盤が正しい位置に戻ってくると中にある子宮や卵巣などの状態も整いやすくなります。

②不妊治療による身体的なストレスや継続していく中でなかなか恵まれなかったり、周囲の情報や関係性などなど、多くのストレスがかかってきます。この状況の中でストレスを感じるなという方が無謀な話です。ここまでたくさん器質的な話をしてきましたが、実際にはもっともっと神秘的な話です。だからこそこの神秘的な体験をするために、楽しめるような気持ちに持っていける生活を送って欲しいなと思います。

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斉藤さおり

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ゆー

06:13 14 May 23

腰痛、背部痛で伺いました。痛みのない優しいタッチでとても癒される感じです。体の状態を丁寧に説明して頂けるのと、姿勢の写真を撮ってチェックして頂けるので、自分でも気づかない体の歪みを教えて貰えるので助かります。体の不調で悩んでる方は一度行ってみる価値あり！

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女性専門整体院　Link(リンク) 院長です

妊娠・出産・子育て期の女性をサポート。オホーツクの頼れる女性専門整体院です。

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この度は当院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。院長の能登愛未と申します。

当院は、オホーツクでは数少ない女性専門の整体院として、地域の皆様に貢献できるよう努めております。長年、医療機関で勤務し、病気や関節の変形に苦しむ方々と向き合う中で、「もっと早い段階でできることがあったのではないか」という思いを強く抱くようになりました。

私自身も3人の子どもを育てながら、妊娠・出産・復職など、女性特有のさまざまな転機で多くの悩みを経験しました。その経験から、女性一人ひとりが抱える不調に医療が十分に届きにくいことも痛感しています。

オホーツクの女性が体のことで困ったとき、すぐに頼れる温かい場所でありたい。そして、地域の女性とそのご家族が元気で笑顔でいられるお手伝いをすることが私の願いです。どうぞお気軽にご相談ください。

予約

当院は完全予約制となっております。
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来院

初診の方は問診票の記入をお願いしておりますので、5分前にお越しいただけますとスムーズにご案内できます。

お子様同伴も大歓迎です。
問診

問診表で答えていただいた内容を中心に進めていきます。

初診では20分ほど時間をかけて、丁寧に現在の状態や今までの経過などを把握していきます。

中には「症状と関係ないのでは？」と思われる事もありますが、体の症状は様々な事が原因で生じます。

ご本人様でも忘れてしまっていた様なエピソードが影響していたりもします。
全身検査

初回の方は15分程かけて体の状態を検査していきます。

妊娠中や産後の方でも、姿勢などに配慮しながら可能な範囲で検査させていただきますのでご安心ください。
説明（カウンセリング）

問診と全身検査の結果を踏まえて、現在の体の特徴と問題点の説明させていただきます。ここから私たちが考える今後の施術の方向性や、通院期間のめどについて説明します。

お客様とGoalを共有し、共通した認識で進めていけるよう現段階の体の状態は把握していただきます。

把握できていることで、施術以外の生活場面で気をつけることができ、治癒過程や施術効果に大きく影響を与えます。意外と、他の整体院さんなどでは行わない所も多いようです。

しっかりとした医学的知識の基、わかりやすく説明します。
施術

カウンセリングの方針に納得した上で、施術を進めていきます。当院では「この症状にはこの治療」と言った決まったものはありません。

ひとりひとり体の状態が違うように、同じ腰痛でも腰痛になった原因は人それぞれです。
また、同じ人でも日によって問題が変わったりする事は多々あります。ましてや、あるのが普通です。

当院ではしっかりと、その人のその時の状態を正確に把握し、最善の施術を行う事を大切にしています。
セルフケア指導

施術の効果を最大限に引き出す為、ご自宅でもセルフケアの実施をお勧めしております。自宅で継続的にできる簡単な運動とケアの指導を行ない、より身体が良い方向に改善する様なプランを組んでおります。

施術後、ご自宅でも復習できるよう動画も用意しておりますので、確認いただければと思います。
お会計

お疲れ様でした。次回ご予約をお取りいただき、本日は終了になります。